Airターミナル6が11月下旬発売!特徴から注意点まで徹底解説
Airターミナル6は、ソフトバンクが2024年11月下旬に発売を予定している最新のホームルーターです。
Airターミナル6の最大の特徴は、国内初となるWi-Fi 7対応ホームルーターだということです。
そもそもWi-Fi 7ってなんなの?
Wi-Fiの最新規格だね。
ソフトバンクエアーがWi-Fi 7に対応したことで、たとえばWi-Fi 7対応のiPhone16を使えば前よりも速度がグンと速くなるんだ!
ドコモ、au、楽天はまだWi-Fi 7対応のホームルーターを発表していませんので、ホームルーターの性能はソフトバンクが頭ひとつ抜ける形となりそうです。
この記事では、Airターミナル6の特徴から、料金・キャンペーン、隠れた注意点まで徹底解説します。
この記事さえ読んでおけば、Airターミナル6のことはすべてわかるようになりますよ。
ここが変わった!Airターミナル6の特徴4選
Airターミナル6になって変わったことは4つあります。
- 高速通信対応
- Wi-Fi 7対応
- メッシュWi-Fi対応
- バンドステアリング機能搭載
用語がむずかしいよ・・
かんたんに言うと、「今までより速くなったし、面倒な設定や切り替えもいらなくなった」ってことだね!
できるだけわかりやすく説明するけど、むずかしかったら飛ばしちゃってもいいよ
高速通信対応
まず、最大速度が伸びました。
Airターミナル5は下り最大2.1Gbpsだったのに対し、Airターミナル6は下り最大2.7Gbpsでさらに速くなりました。これは、4K動画を数秒でダウンロードできるレベルの速さです。
さらに、5Gの周波数帯(電波の通り道)も、「3.5GHz」という新たな周波数帯が加わり、3.7GHz、3.5GHz、3.4GHzの3つに対応となりました。
周波数帯が増えるとなにか良いことがあるの?
車でたとえると、道路の車線が増えるってことなんだよね。
2レーンから3レーンになれば、渋滞が減ってスピードを出せるようになるよね!
複数の周波数帯に対応することで、通信の安定性が格段に向上します。
もし周波数帯①②が混雑していても、空いている周波数帯③に自動で切り替えられるからですね。
Airターミナル6では以前よりもさらに、安定して速い速度を出せるようになったんです。
Wi-Fi 7対応
Airターミナル6の最大の特徴は、最新規格であるWi-Fi 7に対応していることです。
Wi-Fi 7は、前世代のWi-Fi 6と比べて4.8倍の速度向上、4倍の低遅延、5倍のネットワーク容量を実現しています。
前より5倍くらい速くなるのはすごいよね
マニアックな話ですが、具体的には以下のような技術の進化があります。
- 帯域幅が320MHz対応になり、一度に送信できるデータ量の上限が2倍になった
- 4K-QAM(4096-QAM)になり、通信速度が1.2倍向上した。4K/8Kの動画視聴・オンラインゲーム・ライブ配信がラグなく快適にできるようになる
- Multi-RUによって、周波数帯を無駄なく使えるようになりデータ通信が効率的になった
- MLO(Multi-Link Operation)によって、複数の周波数帯を同時に使えて通信の安定性が高まった
いろいろ進化したんだね~
メッシュWi-Fi対応
戸建てや広いマンションなど、Airターミナルの電波が他の部屋まで届くか不安な方もいますよね。
そんなときは、ソフトバンクのメッシュWi-Fiルーターをレンタルするか、Wi-Fi 7対応の市販メッシュWi-Fiルーターを購入しましょう。
Wi-Fi 7対応の市販メッシュWi-Fiルーターは高いから、ソフトバンクでレンタルするほうがおすすめだよ
Airターミナルの他にメッシュWi-Fiルーターを置くことで、機器が網目(メッシュ)状に接続され、どこの部屋でも通信速度が落ちないようにできるんです。
従来の中継器となにが違うの?
中継器だと通信速度が落ちてしまいがちなんだよね。あとは手動で接続先を切り替える必要があって面倒なんだ
中継器では1階から2階に移動する際に電波が1でも残っていると、1階の電波を拾ってしまうため手動で接続先を切り替える必要がありました。
でもメッシュWi-Fiなら、電波が強いほうに自動接続してくれるため、ストレスフリーで使うことができるんです。
メッシュWi-Fiを使えばどこの部屋でも速いWi-Fiを使えるってわけね!
メッシュWi-Fiでは親機と子機が必要になるのですが、Airターミナル5ではAirターミナル5を親機として使うことはできませんでした。なので、Airターミナル5のほかに親機と子機を用意する必要があったんです。
以下のイメージですね。
これが、Airターミナル6ではメッシュWi-Fiの親機として機能するようになったんです。つまり、子機さえ用意すればメッシュ環境をつくれるようになったということですね。
Airターミナル5ではメッシュWi-Fiルーターが2個あっても他の部屋には1個しか置けませんでしたが、Airターミナル6では2個とも他の部屋に置けるようになるので、家のすみずみまでWi-Fiを行き届かせることができるようになったんです。
バンドステアリング機能搭載
Airターミナル6には、バンドステアリング機能が搭載されています。
バンドステアリング??なにそれ?
Airターミナル5では、Wi-Fiの電波(周波数帯)を選ぶときに2.4GHz、5GHz、6GHzのどれかを手動で選んでいたんだ。
でもAirターミナル6では、最適な周波数帯に自動接続してくれるから楽ちんになって速度も出るようになったんだ
バンドステアリングとは、1つのSSIDで複数の周波数帯域(2.4GHz、5GHz、6GHz)を自動的に切り替える機能のことです。
- 周波数帯(2.4GHz、5GHz、6GHz)の違い
-
2.4GHz、5GHz、6GHzは、Wi-Fi通信において使用される周波数帯で、それぞれに特徴とメリット・デメリットがあります。
- 2.4GHz帯
範囲: 広い。電波が遠くまで届くため、広い範囲で利用できます。
速度: 比較的低速。特に、他の電子機器(Bluetoothデバイス、電子レンジなど)との干渉が多いため、通信速度が落ちやすいです。
干渉の可能性: 高い。他のデバイスやネットワークとの干渉が多く、特に都市部では混雑しやすいです。 - 5GHz帯
範囲: 2.4GHzより狭い。壁や障害物に弱いため、通信可能な範囲は限定されます。
速度: 高速。干渉が少なく、スピーディーな通信が可能です。オンラインゲームや動画ストリーミングに適しています。
干渉の可能性: 2.4GHzより低い。デバイスや他のネットワークとの干渉が少なく、安定した接続が可能です。 - 6GHz帯
範囲: 5GHzよりさらに狭い。障害物に対する透過性が低く、通信範囲は非常に限定的です。
速度: 非常に高速。Wi-Fi 6E、7対応機器に限られますが、6GHz帯は最高レベルのスピードを提供します。
干渉の可能性: 極めて低い。6GHz帯は新しい周波数帯であり、他のデバイスとの干渉がほぼありません。
- 2.4GHz帯
- 手動での設定が不要
- 最適な周波数帯域を自動選択
- 通信速度の向上
たとえばスマホのWi-Fi電波が弱かったらAirターミナル5時代は手動で設定を切り替える必要があったんですが、Airターミナル6では最適な帯域を自動切替して勝手に速い速度を出してくれるようになったんです。
いい時代になったなあ・・(しみじみ)
Airターミナル6の料金とキャンペーン
ここからは、Airターミナル6の料金とキャンペーンについて解説します。
通常の月額料金は5,368円
Airターミナル6の月額料金は5,368円です。
これはAirターミナル5と同じですね。
「デビュー割」で48ヵ月間は月額4,950円に!
通常の月額料金は5,368円ですが、新しく始まるキャンペーン「Airターミナル6 デビュー割」を適用すれば、48ヵ月間は月額4,950円になります。
月額4,950円は、他社のホームルーターと同等レベルです。ドコモやauより良い性能のホームルーターをほぼ同じ値段で使えるのはうれしい価格設定ですよね。
- WiMAX:4,807円
- ドコモ home 5G:4,950円
- Rakuten Turbo:4,840円
端末代は実質無料なので安心
端末代は71,280円で、一括または分割(1,485円×48回)で購入可能です。
「71,280円は高すぎ!」と思われるかもしれませんが、「月月割」で月々1,485円×48回の割引がされるため、分割払いの料金(1,485円×48回)と相殺される形となります。
4年後まで使い続ければ端末代は実質無料となるので安心してくださいね。
契約事務手数料は初回のみ3,300円
月額料金のほかに、初回だけ契約事務手数料で3,300円がかかります。(Airターミナル5のときと同じ値段です)
2ヵ月目以降はかかりませんのでご安心ください。
2024年9月13日から発売日前日までにAirターミナル5を契約する方は「Airターミナル6 機種変更サポート」の対象になる
2024年9月13日から発売日前日までにAirターミナル5契約または機種変更した方は、「Airターミナル6 機種変更サポート」を適用できます。
Airターミナル6に機種変更することによってAirターミナル5の月月割は終了してしまいますが、そのかわりにデビュー割で「1,980円×Airターミナル5の月月割の割引残月数」の料金が割引されることになります。
え、つまりどういうこと?
本当はAirターミナル5の端末残債もAirターミナル6の端末代も両方請求されるところだけど、それじゃかわいそうだからAirターミナル5の端末代は割引を継続してあげるよってことだね
Airターミナル5の端末代は3年間契約し続けていれば実質無料になるから、3年間契約し続けていればAirターミナル5の端末代は無料になるよ!
ただし、Airターミナル6に機種変更した場合はAirターミナル6の月月割は適用されないから、Airターミナル6の端末代71,280円は請求されてしまう。注意しよう!!
ソフトバンクにも問い合わせましたが、Airターミナル5からAirターミナル6に機種変更した際は、Airターミナル6の端末代は請求されてしまうとのことでした。
なので、2024年9月13日から発売日前日までにAirターミナル5を契約する方は、絶対にAirターミナル6に機種変更しないほうがいいです。
Airターミナル6の端末代71,280円は請求されてしまいますので、Airターミナル5を使い続けましょう。
今実施しているAirターミナル5のキャンペーンのほうがお得ではあるから、安い5をとるか、性能が良い6をとるかの選択だね
値段や性能はあとで比較するよ!
スマホとのセット割でさらにお得に!
さらに、ソフトバンクやY!mobileのスマホとのセット割引を利用すれば、月々のスマホ代も550円~1,650円割引できます。
同居している友人・恋人や家族にも適用できるので、かなりお得になりますよ。
どれくらい安くなるのかは料金プランによって違いますので、以下のリンクから確認してみてください。
Airターミナル6とAirターミナル5の違い
Airターミナル6は、前モデルのAirターミナル5から性能面が大きく進化しています。
ただ、料金面ではAirターミナル5のほうが安いのが現状です。
Airターミナル6 | Airターミナル5 | |
---|---|---|
月額料金 | 5,368円 | 5,368円 |
端末代 | 71,280円 →4年契約で無料 | 71,280円 →3年契約で無料 |
初期費用 (契約事務手数料) | 3,300円 | 3,300円 |
Airターミナル6 デビュー割 | 48ヵ月目まで 月額料金4,950円 (計20,064円割引) | – |
SoftBank Air みんなおトク割 | – | 24ヵ月目まで 月額料金2,970円 (計57,552円割引) |
スマホとのセット割 | 可 | 可 |
サイズ | 約225×103×103mm | 約225×103×103mm |
重さ | 本体:約1,090g アダプター:約310g | 本体:約1,086g アダプター:約232g |
通信方式 | 5G方式: n77(3.7GHz,3.5GHz,3.4GHz) 4G方式: AXGP(2.5GHz) TDD-LTE(3.5GHz) 4G LTE方式: FDD-LTE(2.1GHz) | 5G方式: n77(3.7GHz,3.4GHz) 4G方式: AXGP(2.5GHz) TDD-LTE(3.5GHz) 4G LTE方式: FDD-LTE(2.1GHz) |
通信速度 | 下り最大2.7Gbps | 下り最大2.1Gbps |
Wi-Fi | IEEE 802.11a/b/g/n/ac/ax/be ※beはWi-Fi7のこと! | IEEE 802.11a/b/g/n/ac/ax |
WiFiクライアント 最大接続数 | 128 | 128 |
メッシュWi-Fi親機利用 | 可 | 不可 |
バンドステアリング機能 (周波数帯の自動切替) | あり | なし |
両機種のメリット・デメリットをまとめると、以下となります。
性能と料金のどちらをとるかなので、正解はありません。
ただ、迷ってしまうならAirターミナル6発売前の今のうちにAirターミナル5を契約することをおすすめします。
このあと説明するけど、Airターミナル6の恩恵を受けられる人はまだ少ないんだ
そうなんだ!お金に余裕がある人以外は、お得なキャンペーンがあるうちにAirターミナル5を契約しちゃったほうがいいんだね
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Airターミナル6の隠れた注意点
たしかにAirターミナル6はAirターミナル5より高性能ですが、隠れた注意点がいくつかあります。
Airターミナル6を契約する前に、必ず読んでおいてください。
下り最大2.7Gbpsの通信速度は「山形県酒田市広野字大日塚」だけ
下り最大2.7Gbpsの通信速度が提供されているのは、現時点では「山形県酒田市広野字大日塚」の限定エリアのみです。
このエリア以外はAirターミナル5と最大速度が変わりません。もちろん、周波数帯が拡大したり、バンドステアリング機能を搭載していたりと進化はしていますのでAirターミナル5よりは速いはずですが、劇的な速さは実感できない可能性があります。
下り最大2.7Gbpsの提供エリアは順次拡大予定だけど、すぐには全国展開できないだろうし、数年は恩恵を受けられないだろうね
また、Airターミナル5と同じく、Airターミナル6でも5G対応をうたっていますが、実際に5Gが利用可能なエリアは限られています。
SoftBank Air 5Gサービス提供住所リストでお住まいの住所が5G対応しているか必ず事前に確認しておきましょう。
5G対応していなくても4GLTE通信で接続されますが、5G通信と比べると遅いので。
5Gエリアかどうか調べてみる!
Wi-Fi 7対応機器はまだ少ない
Airターミナル6の最大の特徴はWi-Fi 7に対応したことですが、Wi-Fi 7対応の機器はまだ少ないのが現状です。
Airターミナル6だけWi-Fi 7に対応していても、接続する機器がWi-Fi 7に対応していないとWi-Fi 7での接続ができず意味がありません。
たとえば、iPhoneは2024年9月20日(金)発売のiPhone16シリーズのみWi-Fi 7に対応しています。iPhone 15までの機種はWi-Fi 7非対応なので、Airターミナル6を契約してもWi-Fi 6で接続することになってしまうんです。
iPhoneは最新モデルしかWi-Fi 7に対応していないのね…
それじゃ、PS5とかのゲーム機器はどうなの?
iPhone 16シリーズやPS5 Proを購入する人は、Wi-Fi 7の恩恵を受けられるのでAirターミナル6を契約するのがおすすめです。それ以外の人は、Airターミナル5のほうがおすすめですね。
端末代は4年利用しないと無料にならない
Airターミナル5の端末代は71,280円(税込)ですが、48ヵ月間(=4年)利用することで無料になる仕組みになっています。
そのため、もし48カ月以内に解約してしまうと、1,485円×(48ヵ月-利用月数)の端末残債を支払わなければならなくなります。
もし開始1ヵ月で解約したら、69,795円の端末代を支払うことになりますので、絶対に短期解約はしないようにしてください。
え、こわ・・・
長期利用を前提に契約しろってことね
うん。使ってみてダメだったら8日以内だったら無料解約できるから、そんなにビビらなくても大丈夫だけどね
ちなみに、Air5だと3年利用すれば無料だったんだよね。Airターミナル6では4年になったから地味に改悪されてるんだ…
2024年9月13日から発売日前日までにAirターミナル5を契約し、「Airターミナル6 機種変更サポート」を利用してAirターミナル6に機種変更する場合は、さらに注意が必要です。
Airターミナル5からAirターミナル6に機種変更して短期解約してしまうと、Airターミナル5とAirターミナル6の端末残債を両方請求されるので最大139,095円を請求されることになります。
損をしないためにも、ソフトバンクエアーは長期利用を前提に契約するようにしましょう。
初期不良端末に当たる可能性がある
スマホやゲーム機などでもそうですが、新製品だと、初期出荷品は初期不良端末が出ることもあります。
当たる確率は低いので大丈夫だと思いますが、まったく繋がらないなど、おかしいと感じたらすぐに交換対応をお願いしましょう。
- ネット:ソフトバンク チャットサポート
(受付時間:10:00~19:00 年中無休) - 電話:0800-1111-820
(受付時間:10:00~19:00 平日のみ)
まとめ
最新のWi-Fi 7に対応したAirターミナル6は、高速で安定したインターネット環境を求める方には魅力的な選択肢になりそうです。
ただし、下り最大2.7Gbpsエリアの制限やWi-Fi 7対応機器の普及状況、4年契約を前提とした端末代など、注意点もあります。自分の環境や利用目的に合っているか、しっかりと検討してから契約するようにしましょう。
私にはどっちがおすすめかな?
iPhone 16シリーズやPS5 Proなど、4年以内にWi-Fi 7対応の最新機器を1つでも使いそうならAirターミナル6がおすすめだね
それ以外の人やよくわからない人は、Airターミナル6発売前にAirターミナル5を契約してしまうほうが安くておすすめだよ
これからソフトバンクエアーを契約される方は、以下の記事から申し込むとお得に契約できます。
当サイト限定で通常より2,000円多くキャッシュバックを受け取れますので、特典が終了しないうちにご利用してみてください。